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経絡治療による花粉症の治療その2
2019年の花粉症の治療は、既に述べたように、偶然とも言える発見から始まりました。
その結果は、驚きを超えて脅威とも言えるものでした。
しかしながら、2020年は同じ治療方法で果たして如何であろうかと、懸念しました。
その年の初めての患者さんの主訴は、目の痒みで花粉症との事でした。
私は少し驚きました。まだ1月の初旬です。花粉が飛散しているとのニュースはまだ耳にしていません。
したがって、本当に花粉症だろうかと、疑いましたが、十代から現在の七十代までの経験が
言わせる事と、察すると同時に、納得し治療を行いました。
患者:
70代の女性。
主訴:花粉症による目のかゆみ。花粉症ではほぼ年中苦しんでいる。
証:脈診から肝虚脾実の69難型でした。
治療後患者さんは目がパッチリして、視力がもどり楽になったとの事でした。
考察
証の肝虚とは、「五行色体表」では、目の症状があり、理論的に正しい診断です。
取り合えず、その年の最初の花粉症の治療は成功したように思えます。
ただし、花粉症が完治するか否かの判断は、しばらく治療を続ける必要があると思います。
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